遺言に関する基本的な概要 

パソコン05遺言は、自分の死後の財産の処分について、その者の最後の意思を示すもので、何度も撤回することもできますが、民法では、法律に定める方式に従わなければならない要式行為としています。つまり、書き方というのは厳格に法律で決まっているます。
具体的な書き方の種類は、特別な場合除けば、①自筆証書②公正証書③秘密証書の3種類になります。
特別な場合とは、遭難事故や危篤状態など死の危険性が高い時は、上記の3種類以外でも認められる場合がありますが。
①自筆証書の場合(民法968)は、全文・日付・自分の氏名を自分で書き、これに印を押さなければなりません。自筆証書の中の字を書き加えたり、変更をしたりするときは、作成者本人が変更したということを付記し、付記した後に署名・変更した場所に印を押さなければ変更の効力がありません。
②公正証書の場合(民法969条)は、公証人役場で作成するもので、二人以上の証人の立会いが必要で、作成者本人と証人が、公証人の筆記したことが正確であることを承認した後、署名と印を押します。
③秘密証書の場合(民法970条)は、作成者自身が作成し封をして、それを公証人に渡し、公証人はこの封書の中は作成者本人が書いたものであることを証明してくれるものです。